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京阪神木造住宅協議会
京阪神各地域の工務店がいかにして生き残っていくのかを考え、互いに情報交換を行い、地域工務店ならではのきめ細かなサービスができることと、更なる技術の向上を図り、地域密着型の強い工務店の組織作りをめざします。
京阪神木造住宅協議会の方向性
近年、新築住宅の着工棟数が減り、厳しい状況下にある今、これからは工務店一社単独で生き残るのは難しい時代です。
そこで、(社)全国中小建築工事業団体連合会(全建連)がやる気のある工務店に生き残れるしくみ作りが必要だということで、工務店サポートセンター(JBN)を立ち上げて地域工務店をサポートする組織をつくりました。
そのJBNに所属する1団体が「京阪神木造住宅協議会」です。
この協議会が立ち上がり、今後のあり方について方向性を考えました。
京阪神の各地域の工務店がこの厳しい状況下でいかにして生き残っていくのかを考え、互いに情報の交換をして交流し合えるそんな団体にできればと考えています。
JBNとは、国土交通省により所管される我が国唯一の工務店経営者の全国組織で、中でも行政からの迅速な情報提供と補助事業等の技術支援に特化しており、JBNの運営を通じて中小工務店への長期優良住宅モデル事業を始めとする支援を行っております。
そのために、京阪神木造住宅協議会としてどんなことをしていくのか!
それには、各地域の工務店の成功事例、失敗事例等々いろいろ聞き、各社が一つでも実行することが大切ではないでしょうか。
各地域で何十年と会社経営をしている工務店も数多く、それぞれの工務店が地域の特性を生かし、独自のカラーを出して長年にわたり生き延びています。
工務店は情報が乏しい分、意外とバリアを張り、閉鎖的な企業があります。
それもそのはず、自分のノウハウを出すと顧客を取られるのではないかと余計に閉鎖的になります。
しかし、受注量が減ると高額のお金を支払いフランチャイズ店に加盟しモデルハウスを造ったり、ノウハウを買ったりする会社もありますが、あまりうまくいかず工事の受注ができないまま悩んでいます。
そんな悩みを持った工務店が互いのノウハウを出し合い、それぞれのいいところを見つけ、自分たちのものにしていく、しかもそのノウハウをあまりお金をかけずに自分たちのものにすることが大切ではないでしょうか。 そのために、お互いの情報の公開が必要です。
具体的に京阪神木造住宅協議会では、メンバー同士で成功事例や失敗事例を出し合い、情報の公開をして、早く自分の会社にあった独自の営業、経営スタイルを身につける場としたい。 工務店の独自性は、地域性や会社の歴史、社員数、商品、サービス、営業方法、顧客維持、経営方法により大きく異なるため、そっくりそのまま真似ようと思ってもまねができない。 しかし、お互いの成功事例や失敗事例を聞くことで自分にあった方法の糸口が何か見えてくるはずです、その糸口を紐解いていくことで自分のものに出来ていきます。
各地域には、既存住宅があり、増改築、リフォーム、アフターメンテナンスとたくさんの潜在的な仕事があります。
その潜在的な仕事を掘り起こすために、工務店は地域を絞り、いい仕事、いいサービスをすることで地域の信用を得る、そこから口コミや紹介で仕事の受注へとつながっていくはずです。
ひいては、新築住宅の受注とつながります。
さらに顧客満足度の向上で受注が増え、差別化することで利益率を確保できるはずです。
そのためにも、最新の情報を早く取り込み進化し続ける工務店作りが大切で、地域でなくてならない工務店つくりを目指そうではありませんか!
そんな夢のある協議会になればと考えています。
平成22年4月1日
協議会会則
協議会会則の詳細は、
「京阪神木造住宅協議会会則」をダウンロードしてご確認ください。
京阪神木造住宅協議会会則
協議会役員
会 長 | 日置尚文 | 日置建設株式会社 | 明石市大久保町江井島1748−2 |
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副会長 | 村岡括矢 | 株式会社七福建設 | 西脇市野村町249-9 |
林 建吾 | 林住建株式会社 | 高槻市寿町2-44-1 | |
高橋剛志 | 有限会社すみれ建築工房 | 神戸市西区池上3丁目6-7 | |
監 事 | 小谷俊仁 | 株式会社コタニ住研 | 三田市南が丘1-40-34 |
徳永光昭 | 株式会社徳永建設 | 京都市伏見区両替町14丁目154 | |
理 事 | 塩山直彦 | 株式会社塩山工務店 | 三田市駅前町10-18 |
小原慶太郎 | 株式会社ミヤホーム | 姫路市八代宮前町2-14 | |
清水一人 | 有限会社ダイシンビルド | 大東市明美の里町3-4 | |
事務局 | 中村栄樹 | 株式会社ナカムラ | 丹波篠山市栗栖野27-1 |
JBNとは
中小工務店の全国組織で事務、技術、人材、品質、情報等の面から会員をサポートし地域工務店とこれからを取り巻く関連事業者と共に北米NAHBを参考に業界を形成し持続的かつ健全な発展をはかり、もって地域の良好な住環境と木造建築物の整備に貢献することを目的とする団体です。

- JBN WEBサイト
一般社団法人 工務店サポートセンター
http://www.jbn-support.jp/jigyo/chikiyu.html - JBNの工務店サポートセンサー
「法律の改正から技術までなんでもわかる情報サービス」
「工務店の技術力を高める講習会」
「長期優良住宅の促進」など、工務店の皆さまが必要としていることをサポート。
年3回の定期研修会
京阪神木造住宅協議会では工務店の技術力を相互に高めていくため、また、地域内の工務店同士が情報交換できる場をつくることなどを目的に、年3回、定期研修会を行っております。
その他講習会・勉強会支援
京阪神木造住宅協議会では定期研修会以外にも勉強会やセミナー等を積極的に開催しています。
- 国産材推進勉強会
- コンプライアンスセミナー
- JBN主催の勉強会
過去の研修会例
コンプライアンスセミナー
住宅紛争では今や第一人者と言われるほど、その活躍に工務店業界から注目を浴びる秋野先生による無料セミナー。
長期優良住宅現場見学会
全建連のちきゅう住宅として一棟当たり200万の助成金を受けており、なおかつフラット3Sの優遇措置や兵庫県県産材融資優遇制度の併用も可能となっております。
建て起し工法見学会
狭小長屋が密集する地域、隣との敷地の取り合いひとつで、新たに建てる住宅の住み心地が大きく左右される状況でまさに建て起こし工法でなければ成り立たない現場です。