平成24年度　国土交通省地域型ブランド化事業採択「京阪神地域木造高耐震住宅」

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平成24年度　国土交通省地域型ブランド化事業採択「京阪神地域木造高耐震住宅」

平成25年度ブランド化事業の概要

地域型住宅ブランド化事業とは、地域材を活用した長期優良住宅を対象に、国土交通省が今年度から始めた補助事業で、地域の気候・風土にあった良質な住宅の供給に取り組むものです。

補助対象住宅の条件

当該事業に取り組もうとするグループから、「『地域型住宅』生産の共通ルール」等に関する提案を募集し、学識経験者からなる評価委員会による評価結果を踏まえ、優れた提案について、これら提案内容に基づく活動を行うことを要件として国土交通省が、グループの採択を行います。

平成24年度ブランド化事業の特徴

国産材研修会

ブランド化事業の一環として、地域木材に対する理解を深めるため、宍粟市の協力で半日ご案内頂きました。

開催：11月15日（木）
会場：兵庫木材センター山林見学フォレストステーション波賀
案内協力：宍粟市森つくり課

兵庫県西部にある宍粟市は、市は90％が山林で、その内56％が杉や桧で植林された人口林でしめています。
これらの人工林が毎年成長する質量は年25万㎡となり、住宅に換算すると年間5千棟分の木材量が宍粟市の山林だけで生産されている事になります。

有り余る日本の木材資源とどう向き合うのか？
宍粟市の説明を受けながら、私たち工務店業界としてこの重大な課題を胸に、一日見学をさせて頂きました。

平成24年度の実績事例

IUH-house「中庭（ウッドデッキ）のある家。」

アドヴァンス建築設計工房

大阪府　Ｈ様邸

国土交通省地域型ブランド化事業採択「京阪神地域木造高耐震住宅」平成24年度の実績事例Ｈ様ご夫婦との出会いは、昨年の１月から土地は実家の近くで見つけてこられて、敷地は幹線道路から一本中に入っており、隣が畑で日当たりが良い点が気に入られていました。
ご主人も、奥さんも建築士の資格を持ってお仕事をされており、家を建てるパートナーを探されて、数社の中からアドヴァンを選んで頂きました。
Ｈ様御夫婦の共通の要望は、「休みの日にリビングでまったりとくつろげるトコロが欲しい。」でした。

国土交通省地域型ブランド化事業採択「京阪神地域木造高耐震住宅」平成24年度の実績事例奥様からの要望には、
「共働きなので休日にはご主人にも積極的に家事を手伝ってほしい。」と一言カワイク付け加えられました。
プランは、ご主人が作られた2案のスケッチから中庭案を元に進めていきました。
隣地と道路には極力窓をなくし畑側をOPENにし、もし、将来、畑に家が建っても気にならないように中庭を設けて、プライバシーを守りながら中庭を囲んで和室～解放的なＬＤＫ～水周りを設けました。休みの日に視線を気にせずカーテンを開けれて、ウッドデッキ越しに樹木の四季を感じる事が出来ます。

上　棟　日：平成24年10月23日
構造見学会：平成24年10月23日～31日
完成見学会：平成25年１月26日、27日

HYM-house「家型ハウス」

アドヴァンス建築設計工房

大阪府　Ｍ様邸

国土交通省地域型ブランド化事業採択「京阪神地域木造高耐震住宅」平成24年度の実績事例Ｍ様ご夫婦との出会いは昨年の２月から、土地は奥様の実家の近くで候補地を２つ見付けてこられて、最終、間取りと総予算で少し高くつきましたが角地に決められました。ご主人も、奥さんもインテリア関係のお仕事をされており、違う場所などで数社と検討した後、今回の計画が進まなければマンション購入に踏み切ろうとお考えの中、アドヴァンスを選んで頂きました。
Ｍ様御夫婦からの要望は、
「家族が集うＬＤＫは明るく広く開放的で居心地がいい。個室はプライバシーが守れる。」

国土交通省地域型ブランド化事業採択「京阪神地域木造高耐震住宅」平成24年度の実績事例インテリアにもこだわりがあり、「デザインだけがよくてもダメ、機能が伴った美しさのあるものが好き。」と価値観がハッキリされており、ライフスタイルに合った住まいを御提案しました。
敷地が交通量の多い道路に面する角地で、その道路越しの土手に植えられた並木を望む事が出来ます。外観は、表皮が黒の家型の建物を切り欠いた部分を白にし、黒と白のバランスで魅せ、間取りは、１Ｆは道路との関係（視線・音）を遮断し、それぞれのプライバシーが守られた個室を作り、2Ｆは光と風を通り並木を見渡せる開放的なリビングを作りました。
Ｍ様の価値観（ライフスタイル）が普遍的な形になりました。