第21回研修会のご報告 『職人起業塾』と『キャリア形成促進助成金』

  • 更新日:2015.06.23
  • セミナー

6月23日(火) 梅田TOTOショールーム 参加者 51名/36社
講師 有限会社すみれ建築工房 高橋剛志 社長
講師 大阪総合労務管理事務所 川西唯道 所長
多数のご参加を頂きありがとうございました。 豊岡や和歌山、ご遠方の方は金沢、関東からもご参加も頂き、また新規入会申し込みも6社と多数頂きました事、改めて感謝申し上げます。

第21回研修会のご報告 『職人起業塾』と『キャリア形成促進助成金』
さて、今回の講演の主題と成りました『職人企業塾』は今後、京阪神木造住宅協議会が事業主体となり、会員様向けの研修事業として提供させて頂くこととなりました。 職人の地位向上を掲げるこのセミナーは職人育成のみにとどまらず、多くの経営者に工務店の強みを活かす効果性の高いマーケティング理論である事を実感して頂ける内容であったと思います。

この度、京阪神木造住宅協議会では厚生労働省のキャリアアップ助成金の大幅拡充を活用し、この『職人企業塾』で本格的な研修プログラムとして会員工務店が事実上、費用負担ゼロで社員のキャリアアップの計画を立てて研修を受講して頂ける計画を進めております。

6カ月の期間でマーケティング理論の落とし込みと実践、コミュニケーションスキルの向上、問題解決の思考法まで網羅したこの研修事業は、社員として大工を雇用し、経営者感覚を身に付けた大工が工務店の売り上げに直接貢献する仕組みの土台作りを目指しますが、まずは第一ステップとして、工務店経営者様と現在雇用している現場管理等に従事する従業員様を対象に受講頂き、十分理解頂き、実践を通してその効果性を体感頂くことをお勧めいたします。

キャリア形成助成金は社員の新規採用、既存社員の研修への参加等、幅広く使える助成金制度です。 利用されている企業も多く、中小企業における人材育成には欠かせません。 未だ利用されていない方はこの機会に是非、認定事業者登録を行なって頂きたいと存じます。 ただし、厚生労労働省の助成金を受けるには労基法に基づく就業規定、賃金規程をしっかりと準備して頂く必要があります。

今回の『京阪神職人起業塾第一期』の研修は協議会会員であることを条件に定員30名で9月からスタート、定員になり次第締め切りとさせて頂きます。

お申込み頂いた工務店におかれましては各社ごと社労士の川西氏と面談をして頂き各社に応じたキャリアプランの策定と補助金申請の準備をして頂きます。 (顧問社労士がおられる事業者は顧問先での計画策定でも構いません)
参加工務店の補助金申請が受理されてから職人起業塾のプログラムを受講出来るようになります。

※中途欠席は補助金の減額対象にもなります。ご注意下さい。
現在、研修事業の具体的な内容を掲載したパンフレットを作成中です。
出来次第配布致しますが、それまで詳細につきましては事務局までお問い合せ頂ければと存じます。

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